2012年

9月

18日

ロンドンオリンピック<前編>

一ヶ月も前に閉会してしまったオリンピックに話題を振るのは遅すぎるかもしれませんが、オリンピック良かったですね。

日本の獲得メダル数38ヶは史上最高! 

そのメダル獲得数は、米・中・露・英・独に続いて堂々の世界第6位。

少し悔しいのは、金メダル数では韓国が世界第5位の13ヶで、日本7ヶの約2倍。

人口は日本の12.7千万人に比べ韓国は5千万人と、逆に1/2未満にもかかわらずですので、敗北感高し!?

 

この韓国については、今夏に初めて訪ねてきましたので、次回リポートします。

 

さて、日本のオリンピック。

競泳の入江君が銀メダル獲得後に言った「チーム全員で取ったメダル」という言葉がとても印象的でした。

皆で団結してチーム力で結果を出す。

2年前のサッカーワールドカップ南アフリカ大会では、「チームの団結力」と「フェアプレー」に徹したサッカーで、国内からだけでなく海外からも高い評価と賞賛の声をいただきました。

その後大震災を経て、団結力を増して今回のオリンピックへ繋がってきた印象です。

はっきり申し上げてこんな国やチームは日本だけ。

今後の日本が、フラット化した世界で生きていく道筋をみせてもらった気がしております。

 

(2012.9.18)

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2012年

6月

01日

東南アジア<後編>

前編の続きになります。

バンコック
バンコック

 

最後にバンコックへ。

こちらも6-7年振りでしたが、まず街行く人々が綺麗になっていたので驚きました。

特に地下鉄に乗っている若い女性は日本と変わらない、といってもよいような服装や化粧、髪型でした。沖縄の女性が色白になって驚いておりましたが、こちらも同様な感じです。

また空港でも街でも皆さん親切で、助かります。

白人が多いなあという印象もありました。物価も安く、居心地がよいのでしょうね。

それと、良いのか悪いのか、まだ多少日本人を上に見てくれている感じはしました。

最後に一時間300円のタイ式マッサージは、相変わらず安くてタイはいいなあ。これがタイの感想でしょうか。

 

イエメン
イエメン

それぞれの国の印象はこんな感じでした。

 

久しぶりに日本往復の航空券だけもって、その先は行き当たりばったりの旅をしましたが、どうもこの行き当たりばったり感が好きなようです。旅の醍醐味ですね。

以前、イエメンへ行った時に、U.A.E.からの飛行機で一緒だった英国留学中の青年の叔父宅に2泊しまた。すると現地でのアレンジは彼が全て段取りしてくれたのです。

しかしこれが面白くない。現地の知らない方との「(現地人)突然あんた何者?」「(私)あんただってその膨らんだ腹、ダメっしょ!」というような、それそれの母国語を勝手に言い合う会話がない。

3000年前のアラビアンナイトの世界がそのまま残る世界遺産都市「サナア旧市街」だったのに・・

開放されて、一人でイエメンをぶらつくと、とたんに面白い。

レストランで食べていても、皆興味津々で、よく見てきたり、わからないアラビア語で話しかけてきるので、日本語で「全然わからん。それよりおっちゃん、それうまい?」というような意味の通じない会話。これが面白い!「この東洋人、何言ってんだ?」的な反応が返ってきて実に楽しい。

 

イエメンの田舎を乗り合いタクシーに乗って長距離移動していると激しいスコールがきました。しかし運転手はワイパーを動かさない。見えない。危ない。

後部座席の乗客もそれをアラビア語で訴えている様子。すると、運転手が窓を開けて半身以上を乗り出し、ずぶ濡れになりながらタオルでフロントガラスを拭きながら、進んでいく。なんともシュール!? スマホで簡単旅行予約とはいかないようで。

これは、彼と一緒かどうかは関係ないですね。

 

旅は、人生に例えられます。

どこへ行きたいのか、何を見たいのか、何をしたいのか、どこで何を誰と食べたいのか。

そしてそれらはどういう優先順位なのか。

それを実現するために誰に協力してもらって、いくら払う気があるのか。

自分に尋ね、どうすればもっとも高い満足感を得ることが出来るのか、試行錯誤しながら実行し、出来ないこと、縁がなかったことは切り捨てていく。

これはまさに人生そのもの。それはやはり自分自身で行なわないと、面白くないですね。

他人に任せてはもったいない。

また、誰かのお世話になって初めて実現したことであれば、素直に感謝する気持ちにもなれます。

だからまた旅へ出たくなるのですね。

とりあえず、今夜は何をどこで誰と食べたいのか、思案しましょう!

ふわふわとんかつ? 一人で? それもいいなあ。

 

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2012年

5月

23日

東南アジア<前編>

GWは皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。

 

久しぶりに東南アジアへぶらり旅をしてまいりました。

といいますのも、4月29日にお台場の屋外ビールフェスタにおいて、スマホでどこかへお得に行けないかと検索しておりましたらお得なチケットがあり、とりあえず進めていって最後に確認画面が出るものと思いきや、いきなり「予約が取れました」と言われてしまったため、その翌々日の夜から2日間のお休みをいただき行って参りました。

4月はずっと土日出張で、28日が初めてのお休みでしたのでご勘弁下さい!

しかし、屋外で簡単に海外航空券が取れて、2日後には行けてしまう。

世の中便利になって。。 世界は狭くなって。。

シンガポール
シンガポール

 

さて、まずシンガポール。

安全・きれいな貿易都市という印象でしたが、6-7年ぶりに訪ねると、さすがに発展していました。

中心部の高層ビルはより林立し、そこからランチに出てくる人々はさながらニューヨーク。アジアの金融センターという印象です。日本に力を感じない反動といいましょうか、輝いて見えます。20・30代の日本女性も多く職をシンガポールで得ているそうですが、うなずけます。

そんな方々は、お昼はオーダーサラダランチのお店。満員御礼でした。

豊かになると、何処も女性はヘルシーへ向うのですねー。

 

 

次にマレーシアへ。

マレーシアと言ってもずっとボルネオ島におりましたので、そちらの印象になりますが、総じて発展中という印象です。行けども行けどもヤシのプランテーションが続き、とてつもない広さです。ピュアーナシャンプーの原料もこんなところなのですね。

 

マレーシアで困ったのは、空港のインフォメーションも含め、必要な正しい情報がもらえない、ということです。

もしかしたら知らないのか、説明が下手なのか、インフォメーションの人からも誤った情報を教えられます。

「どこそこへ行くにはタクシーしかない」「ホテルの送迎バスもあるがタクシーより高い」「ターミナル間の移動はタクシーしかない」

みな誤った内容です。

まるで「とにかく旅行者はタクシーへ乗れ」と言っているかのような。。

彼らの英語力が今ひとつだったこともあるでしょうが、イスラム圏はもっと親切だったように思うのですが、どうしたことでしょう。

ただし、あまりお値段をぼってきたりはしないようでした。

マレーシア
マレーシア

 

ボルネオ島といえばオラウータン。現地では「森の人」という意味だそうですが、確かにオラウータン似の方々もちらほら。<ご無礼!>

密漁者に捕獲され、保護されたオラウータンをリハビリさせて森に返す施設へ行きました。施設に入ると、最初に「保護→リハビリ→森へ」というビデオを見せられます。

最後のシーンで「無事に森に帰れてよかった!」と、もう涙ものでした。

涙腺弱いですね。

こら「年取るとねー」って言いなさんな!!

 

 

 

<・・・後編に続く! >

 

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2012年

2月

27日

中国・北京へ行ってきました。久しぶりの海外です。

 

 

寒かったです。
恐らく日中3℃前後、夜は、-5℃前後だったと思います。
そのせいか日中でも近くの公園の池が凍っていて、寒々しい雰囲気でした。
そんな中、公園には卓球台がいくつもおいてあり、高齢者が卓球に興じています。
さすが世界一の卓球王国!


街往く乗用車は、ベンツ・BMW・アウディ・フォルクスワーゲン・ポルシェ・トヨタ、ばかりで、なんとも凄い! 日本で多い小型車などは全く見受けません。

どのあたりが「一般的水準」なのかわかりませんが、これだけ見ますととても北京は図抜けてお金持ちが多いという印象でした。

一番「ん?」と思ったのは、空気です。
冬のせいか空はどんよりとして、粒子状物質が多く舞っている感じがして、マスク必携です。もし初めて行かれるご同輩がいらっしゃいましたら、ご持参を!

 

 

しかし、中国の方のパワーは凄い。

宿泊したホテルでは、何度かビュッフェ方式での食事をしましたが、スープやお粥の前など、並んでいてもどんどん次々と僅かな隙間に彼らが入り込んできて、いつまでたっても注げません。
こうなると、哀れ日本人は寂しく暖かい汁物を諦めないといけないという感じです。
海外でのカニ等の海産物の購入のように「競り負ける日本」でしょうか?
国際政治の場ではこのようにならなければよいのですが。。。

 

一方で、ふんだんに大理石を利用した28階建ての新しいホテルに宿泊させてもらい、これはまたゴージャスな!と思ったわけですが、お風呂の水は蛇口を捻るといきなり噴出したり水が止まったりとなかなか安定せず、お湯になるまで5分ほどかかりました。
ホテルが新しいせいもあるでしょうが、クローゼットは溶剤臭く(フレッシュバイオを取り付けたい!)、あまり利用されていない部屋だったのか。。

 

ただ、ソフトの分野は違いました。
ルームサービスは頼むと直ちに来てくれ、愛想もよい。
毎日の部屋の清掃も普通によい感じです。
サービスという概念が少しずつ浸透し、変わってきているのでしょうね。
よいことです。次回のさらなる進化を期待します! ちと偉そうでしょうか!?

 

( 2012.2.27)

 

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