琉球の風 2

「琉球の風」と言いながらなのですが、実は今回到着早々「東京の風」を感じておりました。
沖縄県庁傍のビジネスホテルに泊まったのですが、19時頃の到着後すぐに近くの日本蕎麦屋へ急行し、つけ蕎麦なるものをいただきました。

 

 

・安土
https://www.tukesoba-aduchi.com/

 

チャーシューなども美味しいのですが、辛目のつけ汁が特徴で、これは沖縄風なのかと思いきや、東京・高田馬場に本店があるお店でした。
接客も最高レベルで、文句なしでした!

 

そして、翌日昼は糸数アブチラガマの後に「沖縄そば」。アーサそばセット。
こちら今までで一番美味しい沖縄そばでした! 出汁が最高!
炊き込みご飯も豆腐も最高で、かついただくのは沖縄古民家で、風情を感じる庭を見ながらとは、人気があるのが分かります。
あっ、豆腐が写っていない・・

 


 
・屋宜家(やぎや)
https://www.ne.jp/asahi/to/yagiya/index.html

 

2日目は、嘉数(かかず)高地から米軍18万人が上陸した北谷・読谷・普天間を眺望。
長い波辺は米軍の船約2000艇に埋め尽くされていたと想像します。
世界で一番危険と言われ、辺野古への移転が問題となっている普天間基地は、それ以来そのまま米軍が押さえているのでしょう。
ちなみに、バスガイドさんによりますと、普天間基地滑走路傍の尤も危険なエリアに住んでいるのは、まず県外の方とのことでした。

 

そして、首里城周辺。
今年八月にあった地域活性化の学会総会基調講演として、琉球大学名誉教授 高良先生の30年以上の月日=人生を掛けて再建したお話を伺っておりました。
また火災の日にニュースで「言葉を失った」と仰っていたのがとても印象的でした。

 



https://www.asahi.com/articles/ASMC12VCTMC1TIPE007.html

 

しかし、残った城壁はとても大きく、不謹慎かもしれませんが、火災によりそれが強調されているように感じました。
できるだけ早期の復元に向け、県民一丸となってお取組みいただき、禍を転じていただければと祈るばかりです。

 

首里城はもちろん中には入れませんが、その前に訪ねた「中城城跡」(なかぐすく)からの眺めは最高でした。ちなみに共に世界遺産に登録されています。

 


 

次のURLにあるGoogle Mapを動かしてみてください。
眺めの良さを感じられます。

 

https://www.nakagusuku-jo.jp/

 

 

ご覧の通り高台に立地していますが、江戸時代はすぐ下まで入江があり、北前船が物資を運んでくれていたとのこと。当時の海上交通は凄いです。

 

 

当時中城の眺めのよい場所で、月を愛でる宴を催していたとのこと。
羨ましく風流です。
沖縄いいですね!
またすぐに訪ねたくなりました。

 

 

ところで、東京でいただく沖縄料理と、現地でいただくのが全く違うように感じるのはなぜでしょう? (含む、オリオンビール。)
少し無理やりですが「風が違うからなのか」(and/or オリオンビールが違うように感じるからなのか)、と思った次第でした。

 

(2019.11.27)